経営実績時系列分析 ベガルタ仙台編
2008/09/23 13:30:46
先ごろ2007年のJ各クラブの経営成績が発表されました。
2005年から始まったこのデータの公開、
データが3年分たまったということで、
今年から、従来やっていた、各クラブの経営の状況を、
項目(営業収入とか経常利益とか)ごとに分析するだけでなく、
各クラブごと3年分を時系列で見て行きたいと思います。
今回はその第1回目。
昨年までにJに加盟していた31クラブ全て見て行きますが、
まずは、我が愛するベガルタ仙台から。
■クラブ別経営実績 (単位:百万円)
ベガルタ仙台は、チームの成績としては、
残念ながらJ2の中位力として、
昇格一歩手前のところで収まる安定感を発揮していますが、
経営的にも、営業収入が16億前後と、比較的安定感を発揮しています。
これは、観客動員が1万5千人程度で安定していて、
入場料収入が6億5千万ほどを稼いでいることが原因でしょう。
ただそれに比して、広告料収入が低いので、
これをどうあげていくかがこれからの経営課題でしょう。
費用のほうは、2006年からガクンと抑えてきてます。
一番抑えているのは選手・チームスタッフ人件費です。
05年と06年比較して約3割の選手・チームスタッフ人件費を抑えてます。
時期的に言えば、都並監督時代からサンタナ親分に変わったときですね。順位がそれほど変わっていないのは、
費用対効果という意味では、頑張っているといえるのではないでしょうか?
費用を抑えた影響で、収入がそれほど変わらない中で、
06年から利益を出せる体質になりました。
ただ、累損(繰越利益剰余金のマイナス)を消せるほどの規模ではないので、
今期、減資を実施しました。
この財務体制の改善が、
より強固な経営基盤作りに寄与してくれることを期待しています。
次回は、Jの中で一番収入が多い
浦和レッズについてみて行きます。
他のクラブの分析は?経営実績時系列の目次

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2005年から始まったこのデータの公開、
データが3年分たまったということで、
今年から、従来やっていた、各クラブの経営の状況を、
項目(営業収入とか経常利益とか)ごとに分析するだけでなく、
各クラブごと3年分を時系列で見て行きたいと思います。
今回はその第1回目。
昨年までにJに加盟していた31クラブ全て見て行きますが、
まずは、我が愛するベガルタ仙台から。
■クラブ別経営実績 (単位:百万円)
| 項目 | 2005年 | 2006年 | 2007年 |
|---|---|---|---|
| ◆チーム成績 | |||
| カテゴリー | J2 | J2 | J2 |
| 順位 | 4位 | 5位 | 4位 |
| ◆観客動員 | |||
| リーグ戦試合数 | 22試合 | 24試合 | 24試合 |
| 総観客数 | 350,544人 | 346,868人 | 352,432人 |
| 平均観客数 | 15,934人 | 14,453人 | 14,685人 |
| ◆経営成績 | |||
| 営業収入 | 1,607 | 1,609 | 1,543 |
| (広告料収入) | 425 | 440 | 399 |
| (入場料収入) | 655 | 675 | 658 |
| (Jリーグ配分金) | 138 | 117 | 124 |
| (その他) | 389 | 377 | 362 |
| 営業費用 | 1,948 | 1,685 | 1,601 |
| (事業費) | 1,741 | 1,498 | 1,389 |
| 内 選手・チームスタッフ人件費 | 1,091 | 792 | 732 |
| (一般管理費) | 207 | 187 | 212 |
| 営業利益 | ▲341 | ▲76 | ▲58 |
| 経常利益 | ▲162 | 27 | 35 |
| 当期純利益 | ▲162 | 26 | 6 |
| ◆財政状態 | |||
| 総資産 | 977 | 902 | 777 |
| 総負債 | 556 | 454 | 323 |
| 純資産 | 421 | 447 | 453 |
| 資本金 | 2,328 | 2,328 | 2,328 |
| 繰越利益剰余金 | ▲1,907 | ▲1,880 | ▲1,874 |
ベガルタ仙台は、チームの成績としては、
残念ながらJ2の中位力として、
昇格一歩手前のところで収まる安定感を発揮していますが、
経営的にも、営業収入が16億前後と、比較的安定感を発揮しています。
これは、観客動員が1万5千人程度で安定していて、
入場料収入が6億5千万ほどを稼いでいることが原因でしょう。
ただそれに比して、広告料収入が低いので、
これをどうあげていくかがこれからの経営課題でしょう。
費用のほうは、2006年からガクンと抑えてきてます。
一番抑えているのは選手・チームスタッフ人件費です。
05年と06年比較して約3割の選手・チームスタッフ人件費を抑えてます。
時期的に言えば、都並監督時代からサンタナ親分に変わったときですね。順位がそれほど変わっていないのは、
費用対効果という意味では、頑張っているといえるのではないでしょうか?
費用を抑えた影響で、収入がそれほど変わらない中で、
06年から利益を出せる体質になりました。
ただ、累損(繰越利益剰余金のマイナス)を消せるほどの規模ではないので、
今期、減資を実施しました。
この財務体制の改善が、
より強固な経営基盤作りに寄与してくれることを期待しています。
次回は、Jの中で一番収入が多い
浦和レッズについてみて行きます。
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